知らず知らずに《縁》というのは、生まれてしまいます。
それが《良縁》ならいいのですが、《悪縁》なら取り返しのつかない事にもなりません。
必要の無い縁はさっさと切ってしまいましょう。
《縁》とは、自分自身では確認する事ができません。
何度か同じ経験をして始めて「ひょっとしたら悪縁かも・・・」と気づく事がほとんどです。
まったく持って厄介です。
実は縁切りには、お祓いに似た効果があります。
そのことについて説明したいと思います。
縁切りも立派な【お祓い】のひとつ
お祓いは自分自身を綺麗にします。
悪縁切りも自分の縁を綺麗に整理する事ができます。
穢れを祓い綺麗になる事と悪縁を切って綺麗になる事は同じです。
お祓い堂では、【お祓い】と同じく定期的な悪縁切りを勧めています。
「私は人間関係が円満だから大丈夫!」という人も注意してください。
《悪縁》とは、人間関係の《縁》に限った事ではありません。
では一体どんな《悪縁》があるのかを紹介してみたいと思います。
病気や怪我との縁
長い間患っている病との間に《縁》が生まれる事があります。
頻繁に同じ場所を怪我する・・・なんていうのも要注意です。
借金やギャンブルなどの縁
何度やり直そうと思っても、どうしても借金してしまう。
どうしてもやめられないギャンブル。
そんの方は、実は借金との《縁》が出来ているのかも知れません。
異性との縁
浮気や不倫といった状態から抜け出せないのは、異性との縁が深いのかも知れません。
男性でしたら「女癖が悪い」というような表現がありますが、もしかしたら女性との悪縁という可能性もあります。
女性の場合はお付き合いする相手がみんな既婚者だとか…
習慣による縁
タバコが止められない、お酒が止められない・・・などの習慣性のあるもとの《縁》。
禁酒のご利益を持つ神仏もいるぐらいです。
アルコール関係の縁は深いものがあります。
同じシチュエーションで嫌な思いを繰り返す
また「癖」と呼ばれるものの中には、「縁」と関係するものがあります。
よく交通事故に合う人は「交通事故」と縁があるのかも知れません。
怪我や病気と同じですね。
同じシチュエーションを繰り返したり、同じように嫌な思いを繰り返す場合も悪縁の可能性があります。
縁とは人間関係だけにとどまらず、習慣や癖、体質などとも結びつくことがあります。
あまり重く考える事はありませんが、「もしかしたら…」と思う節があれば悪縁切りを考えてみてください。
良縁を結ぶには、最初に悪縁を切る!
「良縁を結ぶ為には、先に悪縁を切る」
物凄く大事なことです。
例を挙げてみます。
【縁結びの神社やお寺に足繁く通ってはみるものの、一向に良い恋愛にめぐり合えない人】
【彼氏や彼女が出来ても暴力的な人だったり、お金にルーズな人でいつも辛い思いをしている人】
こんな人は先に出来ている悪縁がガッチリと掴んで離さないのです。
すでに悪縁が食い込んでいる為に、その上から良縁を結ぼうとしても結べるはずがありません。
こういった場合は先に悪縁を切り、その後に縁結びの寺社にお参りするのが最良です。
長い間患っている病なども同じ事です。
先に病気との縁を切り、その後に病気平癒のお参りをする。
病気平癒ばかりの願を掛けても元の悪縁が切れてなければ願いは叶いません。
この記事を読んで「ハッ!」と思い当たる事があった人は、さっそく縁切り神社を尋ねてみてください。
きっと今までと違った結果が出ると思いますよ。
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