お正月飾りの飾り方をサクッと解説!

毎年、お正月飾りを飾っていますか?
今回はサクッとお正月飾りについて解説したいと思います。
是非、覚えておいてくださいね。

目次

3つ揃えてお正月飾り

お正月飾りは全部で3つあります。
この3つは必ず飾ってください。

「門松」は年神様の目印

まずは玄関に飾る『門松』。

竹を切ったようなものが入っている植木(?)が、家の玄関などに飾ってあるのを見た事はありません?
あれが門松です。

門松は、年神様が家へとやってくる目印にします。
もし玄関に門松が無ければ、年神様は自分の家を素通りして行きます。
ですので、門松は必ず飾ってくださいね。

ちなみに、門松は玄関の左右に置いてあるのが一般的のようですが、実はひとつでも大丈夫。
無理して2つ揃えなくても、1つあれば良いですよ。

神聖な場所を示す「しめ縄」

門松を目印にしてやって来た年神様が次に確認するのは?
【その家が良い家かどうか】
もし不浄な家であったり、年神様を迎える準備が出来ていなければ年神様は帰ってしまいます。

そこで『しめ縄』。
「この家は神聖な場所で、年神様を迎え入れる準備が出来ています」という事を表します。
しめ縄が飾ってあれば、年神様は安心して家へと入ってくるという事です。

しめ縄は、玄関や神棚に飾るのが良いとされています。
個人的な意見ですが、正月飾りのしめ縄は玄関に飾るのが見栄えが良いと思います。
玄関ドアや扉の近くに飾ってあると「お正月」の雰囲気がでますからね。

年神様が宿る「鏡餅」

年神様が門松を目印にして家へとやって来て、しめ縄でお迎えの準備が出ている合図を送ります。
そしてお正月の間ずっと家に居てもらう為の場所、それが『鏡餅』です。
いわゆる年神様の居場所ですね。

お正月の間、年神様は鏡餅の中にいて、お正月が終わると帰られます。
そして、そのお餅を食べると年神様の力がいただけます。
1年の無病息災を鏡餅を食べて願ってください。

鏡餅を飾るのは、神棚や床の間が良いとされています。
みんなが集まってワイワイする場所は、年神様も好きという事なので飾るのは床の間が良いかも知れませんね。

お正月飾りはどれかが欠けてもダメ!

目印、案内、依り代という事で、お正月飾りはこの3つが無くてはいけません。
しめ縄だけや鏡餅だけしか飾らいというのは、年神様の力がもらえないという事になります。

今まであなたの食べた鏡餅、実は単なる【餅】だったという事はありませんか?

今年は是非、3つのお正月飾りを揃えてみてください。
きっと良い事ありますよ。

お正月飾りはいつ飾る?

それではお正月飾りを飾る日はいつが良いのか?

基本的には12月13日以降であれば大丈夫。
13日は日本の暦の正月事始めになります。

しかし近年は、クリスマスが終わってから飾るのが一般的になっているようなので、12月26日くらいから飾り始めるのが良いかも知れません。
また飾る日は出来るだけ「大安」の日になるようにしたいところですね。

そして、飾ってはいけない日というのがあります。
それが29日と31日。

29日は、二重の苦として縁起が悪いから。
31日は、一夜飾りで年神様に失礼になるからです。

総合すると、25日から28日くらいの間で【大安】や【友引】のような縁起の良い日。
もしくは、ギリギリの30日。

飾っていけないのは、29日と31日です。
この辺りを覚えておけば大丈夫ですよ。

お正月飾り まとめ

いかがでしょうか?
これでお正月飾りの知識が身に付きましたね。
今年こそは、しっかりとお正月飾りを飾ってみませんか。

最後に、個人的に一番飾りにくいお正月飾りが「門松」だと思います。
門松は大きいものでなくて良いので、いろいろと探してみてください。

門松を手に入れるアドバイス

お正月飾りは「旬」なものなので、時期が終わると誰も買わなくなります。
そこで、年末にホームセンターへ行くと売れ残ったお正月飾りが値下げしている事が多く、安く手に入れることができるようです。
結構、穴場になっていますよ。

但し、29日と31日に飾るのは良くなので、その辺りを計算に入れながら購入してくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来年があなたにとって良い年でありますように!

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