今回は、子供の厄年の話です。
子供にだって厄年はあります。
厄年は大人だけの話のように思いがちですが、子供たちも是非、厄払いをしてあげてください。
それでは子供の厄年・厄払い、十三歳参りの紹介です。
子供にだって厄年はある
子供の厄年は1歳、4歳、7歳、10歳、13歳、16歳です。
※こちらの年齢は数え年です
数え年についてこちらの記事をどうぞ
子供の内は親に守られていますので、そこまで厄年に敏感になる必要はありません。
もし子供の厄払いをするのであれば、お正月が明けてすぐに厄除けの祈祷をしてください。
また男女ともに12歳は、生まれてから初めて干支が一周する年となります。
※数え年で13歳
この13歳の厄年をひとつの節目と考えるのが良いかと思います。
13歳の厄年は大人の厄払いとは少々異なり、十三歳参りという儀式になります。
七五三とは違い知名度はそれほど高くありませんし、また七五三は厄払いではありません。
しかし七五三はせずに、【十三歳参り】しかしない方もいらっしゃいます。
七五三をされない地域の方にとっては、十三歳参りの方がポピュラーなのです。
十三歳参りは厄払いだけじゃない
更に、十三歳参りは、厄を祓うだけのイベントではありません。
子供たちが、知恵を授かるイベントでもあるんです。
知恵を授かる…、子供たちが大人になる為の通過儀礼になります。
男の元服が12歳~16歳、女の元服が18歳~20歳ぐらいと言われていますから、もしかすると十三歳参りは元服の儀式に近いものなのかも知れません。
十三歳参りは数え年
さて先ほども言いましたが、十三歳参りは数え年でおこないます。
数え年では13歳ですが、満年齢は12歳になるかも知れません。
数え年がよくわからない方は、数え年の詳しい説明の記事をご覧ください。
十三歳参りはいつするの?
十三歳参りは、予め時期が決まっています。
主に4月13日から前後の1ヶ月間。
ですから3月13日~5月13日までに十三歳参りをします。
また10月や11月にもおこなわれる場合もあるので、お参りに行こうとするお寺に確認しておく事も忘れずに。
地方によって違う十三歳参り
この【十三歳参り】ですが、その地方によって内容が少し違うようです。
京都の嵐山では、お参りした後はうしろを振り返っていけない…、とかいうローカルルールが存在すると言われています。
よく聞くのが、京都の虚空蔵法輪寺にお参りして渡月橋を渡って帰る場合。
その渡月橋を渡りきる前に後ろを振り返っては駄目!
もし振り返ってしまうと、折角いただいた知恵を置いてきてしまうとか、どうとか…
渡月橋の上で写真撮るからこっち向いて!って後ろから子供に声掛けちゃ駄目ですよ。
知らずにやってしまうお父さんが多いようです。
写真を撮るなら、子供たちの前からですね。
十三歳参り まとめ
子供たちが大きくなって、初めての厄払いをするのであれば十三歳参りです。
もう一度言いますが、七五三とは違います。
また七五三をしない地域の人は、こちらの十三歳参りが主流のようです。
子供たちが少しずつ大人に近づいて行きます。
嬉しくもあり、悲しくもあり…ですね。
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