切幣はお祓い具の一種です。
「きりぬさ」と読みます。
切麻と書く場合もあるようです。
さてこの切幣ですが、小さくて四角い紙の切れ端のようなものと
小さく切った麻が混ざっています。
ところにより塩が混ざっている場合もあります。
ザックリ言うと、紙吹雪のようなものですね。
この切幣を右手でつまみ、左・右・左と自分に振り掛けます。
これで自分に付いている穢れを祓い落とします。
床に落ちた切幣は直接触らないようにして集め、ゴミ箱にでも捨ててしまってください。
燃やしてしまうのが一番ですが、難しいならゴミ箱に入れて家の外にだしておきましょう。
屋外で切幣を使うのは良いのですが、
家の中や屋内で切幣を使うと後始末が大変なので覚悟してください。
お祓いを知らない人からみると、
紙吹雪を自分にふりかけて「何やってんだ?」って事になると思います。
しかし、この切幣の祓いの力は最高レベルと言っても過言ではありません。
形代よりも切幣の方がよく使われますし、祓いの力は強いように思います。
自分でカンタンに作れるので興味のある人は自作してみてはいかがでしょうか?
ただし、お祓いはキッチリとした儀式の中で執り行われて始めて力を発揮します。
形だけマネしても本当のお祓いはできません。
自分でお祓いをするなら気持ちを整えて、真剣に取り組んでください。
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