6月は紫陽花で魔除け!幸運を呼ぶあじさい守り

紫陽花で魔除け!幸運を呼ぶアジサイで梅雨を乗り切る

6月といえば梅雨(つゆ)ですよね。
ジメジメとした雨が続く嫌な月ですが、ここでたくさんの雨が降らなければ水不足になってしまいます。
振り過ぎも困りますが、振らなさすぎも困ります。

ただ6月は祝日がありませんので、1ヵ月まるまる仕事や学校がある月となってしまいます。
残念ですね。
日本人は働きすぎですから、ここは思い切って【梅雨休み】といかがでしょうか?
1週間ほどね。笑

外国ではジューンブライドと言って、6月に結婚すると幸せになれるそうです。
では日本は?
実は、この時にだけ手に入れられる「魔除け」があるのをご存知ですか?

今回は6月の魔除け、「あじさい守り」について紹介したいと思います。

目次

紫陽花(あじさい)とは

紫陽花は、日本原産の花です。
海外で品種改良されて、今では様々な形や色のあじさいが存在します。
梅雨時期になれば色とりどりの花を咲かせて目を楽しませてくれますよね。

しかし紫陽花には毒があり、万一、食べてしまったりすると嘔吐やめまいなどの症状が出るようで、最悪は死に至ってしまうと言われています。
ですから、絶対に紫陽花は口にしないようにしましょうね。

ただ毒性が強い反面、紫陽花は漢方薬として使われることもあるようです。
綺麗な薔薇には棘があるように、あじさいは毒にもなるが薬にもなるといったところでしょうか。

さぁ、軽く紫陽花について知識を得たところで、次は紫陽花の魔除けについて紹介しましょう。

「魔除けあじさい守り」

若狭野天満神社は別名「あじさい神社」と呼ばれており、あじさいの魔除けがあります。

若狭野天満神社

若狭野天満神社は兵庫県にあり、菅原道真公と天忍穂耳命の二神を祭神としてお祀りしている神社です。
また別名「魔除け天神」とも言われているようです。

そしてこれが「魔除けあじさい守り」

魔除けあじさい守り

画像は若狭野天満神社(あじさい神社)より引用しています。
魔除けあじさい守りの詳しい内容は、下記リンクをクリックしてください。

魔除けあじさい守り

「魔除けあじさい守り」は、この神社に咲く紫陽花をドライフラワーにしたものです。
この「魔除けあじさい守り」を軒下に吊るすと家族の魔除け、厄除けとなり幸福をもたらすと言われています。

軒下に吊るすのはいつ?

「魔除けあじさい守り」を吊るすのは6月が一番良いとされていますが、別に6月だけに拘った訳ではなく他の月でも良いとの事。

ですが、6の付く日から吊るすのが良いとされています。
特に6月26日が、1年の内で一番良い日との事です。
出来れば是非とも6月26日を目指して「魔除けあじさい守り」を手に入れてみてください。
ご利益の効力は1年間だそうですよ。

興味のある方は若狭野天満神社へ是非行ってみてください。

補陀寺のあじさい

こちらも紫陽花のご利益についてのお話ですが、少し変わった内容です。

愛知県にある補陀寺(ぼだじ)は通称「あじさい寺」と言われています。
境内にはおよそ5万株の紫陽花が見事に咲くお寺として有名です。

実はこの補陀寺には紫陽花にまつわる面白い逸話があります。

盗んだ紫陽花が幸運を呼ぶ⁉

その昔、補陀寺の周辺地域では、他人の家に咲いている紫陽花を見つからないようにこっそりと持って帰り、軒下に吊るすと魔除け、厄除け、財運が上がると言われていたそうです。
そこで村人たちは他人の紫陽花を盗んでは、自分の家の軒下に吊るすという事をやっていたそうなのです。

村人たちがお互いに紫陽花を盗み合うのを見かねた補陀寺の住職は、それならば寺に紫陽花を植えて他人の家から紫陽花を盗むのを止めさせようとしました。
そしてこの補陀寺は、紫陽花が咲き誇るお寺になったと言われています。

お互いに紫陽花を盗んで軒下に吊るすって耳を疑ってしまうような内容ですね。
盗んだ紫陽花でご利益があるのか?とも思ってしまいますが、なんだかほのぼのした感じで思わず笑ってしうお話しでした。

紫陽花の魔除けについて

実はなぜ紫陽花が魔除けに効くのか?なぜ幸運を招くのか?…というのは正直なところハッキリと分かっていません。

花の持つ毒性が魔除けに効くのかも知れません。
また、たくさんの花が咲く姿を見て、子宝→お金が増える→幸運としたのかも…

他人の家の紫陽花を盗むというのも謎ですし、よくわからない事だらけです。
しかしこういった俗習はたくさんあり、意味が解らないからやっても無駄という事ではなく、ずっと昔に何かしらの出来事があって現在もその風習が続いているのです。

ですから紫陽花を手にいれる事があったら軒下に吊るしてみてください。
何か良い事があるかも知れませよ。

でも、他人の家の紫陽花は取っちゃダメ!ゼッタイ!

魔除けと幸運の紫陽花 まとめ

あじさい神社や補陀寺の近くに住んでいる人にとっては当たり前の事かも知れませんが、紫陽花が魔除けになる事を知らない人はまだまだ大勢いると思います。
知らない人がいたら、是非教えてあげてください。

6月は梅雨の季節で鬱陶しい雨が続きます。
しかし、これからはあじさいを見かけたら補陀寺の話を思い出してみてください。
思わずニヤニヤしちゃって、少しは気分が晴れるかも知れませんよ。
あんまりニヤニヤしすぎると「危ない人」だと思われるので注意してくださいね。

今年の6月からは梅雨の季節では無く、野生の紫陽花(幸運)を探す季節にしてみませんか?
みなさんにハッピーが訪れますように!









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