狐の神さま(以降、神狐)の幻のアイテムというのがあります。
ご存知でしょうか?
それが「狐の霊石」と「狐の毛玉」です。
それは一体、どういうものなのか?
紹介したいと思います。
狐の霊石
まずは狐の霊石です。
狐の霊石の特徴
色は白色、もしくは白黄色をしていると言われています。
石には狐の姿や顔の模様らしきものが入っているそうですが、狐そのものの形をしているとも言われているようです。
白っぽくて狐の模様や形をしている石は「狐の霊石」の可能性がありますね。
また、この狐の霊気は、月明りを浴びると緑色に光るそうです。
この「緑色に光る」というところがミソのようなので、できれば月明りの出ている夜に探しに行くと良いのではないでしょうか?
…と、ここで少し思うのですが、実際に月明りで緑色に光る石というのは実在しないように思いました。
という事は、狐の霊石とされる石は「翡翠」(ひすい)では無いかと考えます。
良質な翡翠は光を通します。
また翡翠は緑色をしているので、光を通した翡翠が緑色に光っているように見えたのではないでしょうか。
個人的に「狐の霊石」の正体は翡翠だと思うのですが、いかがでしょう。
ただ翡翠と間違えてしまう石の事をキツネ石と呼ぶそうです。
何か「狐の霊石」と関係があるのでしょうか?
狐の霊石の落ちている場所
またこの「狐の霊石」の落ちている場所は、稲荷神社の境内。
稲荷神社と接する森や近隣の森。または稲荷神社と関係する山や森となっています。
やはり神狐と関係する場所に落ちているようですね。
もし仮に「狐の霊石」が翡翠だとすると川沿いを探すのが良いかも知れません。
または海岸沿いですね。
狐の霊石のご利益
持つ者を幸せにし、希望をすべて叶えてくれると言われています。
ご利益としては、何でもアリといった感じではないでしょうか。
また翡翠のスピリチュアルな力は「幸運」です。
この辺りも「狐の霊石」と「翡翠」は同じものではないかと思います。
狐の霊石の注意事項
この狐の霊石には、ひとつ注意事項があります。
それは、持っている事を他人に言ってはいけないという事です。
他人に「狐の霊石」を持っている事が知られるとその効力が切れてしまうようなのです。
ですから、もし「狐の霊石」を見つけても誰にも言ってはいけません。
当然、見せてもいけません。
そっと大切に保管しておいてください。
狐の毛玉
次は狐の毛玉です。
狐の毛玉の特徴
狐の毛玉は、年老いた狐の尾っぽから離れた毛の塊だと入れています。
その毛玉が、神狐の神通力を持つとされています。
直径が3~4cmくらいで、ふかふかの毛の塊です。
風にあおられて、フワフワと空中を飛んでいる事もあるそうです。
狐の毛玉の落ちている場所
こちらは特に決まっていません。
もしかすると家の玄関の前に落ちている事があるかも知れませんね。
個人的な見解ですが、どうやら滋賀県での発見が多いように感じます。
狐の毛玉のご利益
ご利益は、お金や人の縁に困らず、家の繁栄と子々孫々に至るまで幸せなると言われています。
何でもアリ!とは行きませんが、これはこれで有難いご利益だと言えますね。
普通に考えれば驚くほどのご利益ですから、欲しい人はたくさんいるのではないでしょうか?
狐の毛玉の注意事項
狐の霊石とは違って、持っている事を人に話しても大丈夫。
人に見せても問題ありません。
しかし…
キチンとしたお祀りをしないと狐の毛玉は、厄災を招いてしまうと言われています。
年に一度はしっかりとお祈りしたり、お供えしたりする必要があるとの事です。
霊石と違って、管理はしっかりしないとダメなようなので注意してください。
「狐の霊石」と「狐の毛玉」 まとめ
見つけにくいのは仕方ないとしても、それでも有り余るほどのご利益が頂ける「狐の霊石」と「狐の毛玉」。
神狐の加護のある人だけが持てる神器でした。
私は初め「狐の霊石」よりも、圧倒的に「狐の毛玉」の方が手に入りやすいように感じていました。
そもそも「狐の霊石」は、存在しないと思っていたからです。
しかし「狐の霊石」が翡翠となれば話は別。
「狐の毛玉」よりも手に入りやすいように思います。
みなさんはどう感じました?
もし「狐の霊石」を探そうとお考えの方は、狐の形をした翡翠を探すのが近道なのかも知れませんね。
また「狐の毛玉」はネットで検索すると画像がありますので、気になった方は検索してみてください。
良い縁ができるかも知れませんよ。
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