盛り塩には2つのパターンがあります。
1つは、商売繁盛。
もう1つは厄除けや魔除けのお祓いです。
ここでは厄除けや魔除けの盛り塩方法について紹介したいと思います。
盛り塩の作り方
手を洗って、口をゆすいでから盛り塩を作ります。
盛り塩は、小さな器や半紙の上に三角錐や三角柱にかたどった塩を置きます。
うまく三角の形が作れないときは塩に少し水を含ますか、霧吹きなどで湿らすとキレイな形に整えやすくなります。
盛り塩をつくる型枠も販売されているので、そちらを使えば便利です。
盛り塩の塩
盛り塩は一般的な粗塩で十分です。
アジ塩はダメ。
神社などで授与品として「清めの塩」などを置いているところもあります。
強力なパワーが必要なときには、これを使って盛り塩をしてみましょう。
盛り塩を置く場所
商売繁盛の盛り塩は店先などの『外』になりますが、清めの盛り塩は神棚など『家の中』に置きます。
神棚がない場合は、みんなが集まる部屋の隅などに置いてください。
また浄化したい部屋や空間がある場合は、そこに置きます。
トイレなどに置くのもいいですね。
盛り塩の効果
科学的に塩が外部から人間の身体に良い効果を与える事は判明しているのですが、ここでは霊的な効果を説明します。
盛り塩は邪気を吸収し、空間の浄化をおこないます。
厄除けや魔除けに使われるのはこのためです。
マイナスのエネルギーを吸収してくれるので幸運などを呼び込みやすくなります。
盛り塩で結界を作る
中古住宅や賃貸マンションに移り住む時は、部屋の四方に盛り塩をします。
しばらくは結界を張った状態で休むといいでしょう。
また違和感を感じる部屋や空間にも四隅に盛り塩を置いて様子をみてください。
どれか1つでも形が崩れたり、変色したらすべての盛り塩を取り替えましょう。
一度盛り塩をすると1週間から10日ぐらいはそのままで大丈夫です。
ですが、触れてもいないのに形が崩れたり、盛り塩が変色してきたら要注意。
盛り塩のパワーではどうしようもないぐらいの《何か》が潜んでいるかも知れません。
もう一度、盛り塩をし直すか、別の浄化方法を考えましょう。
盛り塩の処分
一定期間が過ぎたり、崩れたり、変色した盛り塩はただちに処分します。
排水溝に流すか、外に撒きます。
くれぐれもご家庭のゴミ箱に捨てないようにしてください。
不浄なエネルギーを吸収した盛り塩を家の中に放置しておくのは良くありません。
できるだけ早く家の中から外へ出してしまいます。
また処分する盛り塩には、できるだけ直接手を触れないようにしてください。
盛り塩まとめ
盛り塩は置くだけでなく、作るときから色々な効果を発揮します。
どういう事かというと、この記事を見て自分も盛り塩をしてみようと思った人でも、本当に盛り塩をする人はごく僅かです。
盛り塩は信仰心の厚い人か、自分の心に余裕のある人しかできません。
自分の心が満たされてない人は、そんな事をしても意味が無いとか考えてしまいがち。
そこを騙されたと思って、一度盛り塩をやってみてください。
本当に自分の心に余裕が生まれます。
心に余裕が出来ればしめたもの!災いも良い方向へと向かって行くはずです。
「心の余裕」とか考えて盛り塩を作るのは少し照れくさいかも知れませんが、小さな物でも出来上がった時には達成感も味わえます。
盛り塩作り、がんばってください。
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