以前に神様から歓迎のサインというのをご紹介しました。
参拝時にこういったサインがあれば神様に歓迎されているという事です。
しかし、その逆で神社から歓迎されていないサインというのもあります。
神様に拒絶されているというのは結構なショックですが、それにも理由があります。
今回は、神様から歓迎されていないサインとどうして拒絶されているのかをご紹介しましょう。
神様からの拒絶サインを見過ごすな!
拒絶のサインと言っても様々です。
特に天候に関する拒絶サインがもっとも多いと思うのですが、これも見方によって変わります。
そういった事も含めて拒絶サインをご紹介していきましょう。
天候が激変する
神社へ行く前は晴れていたのに、神社に着いたとたん急に雨が降り出した…
これって一般的には拒絶のサインに見えるのですが、実は吉兆のサインだったりします。
雨は『悪い』と考えがちですが、実は雨は『良い』と考えてください。
しかし近くで落雷があったり、未曾有の豪雨、土砂崩れに合う場合は別です。
普通に考えて『有り得ない』ような天気の変化だと拒絶のサインです。
お参りは別の機会にしましょう。
動物による拒絶サイン
人の気配が多い神社ではそうそう無いと思いますが、普段目にする事のない動物が行く手を阻むのは神様の拒絶サインです。
犬や猫くらいなら分かりますが、イノシシやヘビとなると注意が必要。
鳥の中でもたくさんのカラスが飛び交っているのを見ると拒絶サインです。
ただし、熊野本宮大社ではこの限りではありません。
になみに私の知り合いが、神社に行こうとしたら参道の階段にヘビが鎌首をもたげてこちらを睨み付けていたそうです。
「失礼しました」といって寄り道もせずに真っすぐ家に帰ったと言っていました。
ヘビが鎌首…、なかなか激しい拒絶サインだと思います。
紛失物、忘れ物する
神社に着く前に財布や貴重品を家に忘れた事に気付く、これは拒絶サインというよりは「早く帰りなさい」というサインですね。
「来てはダメ」というような優しさのある拒否サインではないでしょうか。
他にも返そうと思っていたお札やお守りを忘れた等も当てはまります。
真っ向からの拒絶ではないので、「日が悪かったのかなぁ…」くらいに考えておくのが良いと思いますよ。
自分を巻き込む急用
あまりにタイミングの良すぎる急用は、それ自体が拒絶サインです。
知り合いが倒れたとか、親族が亡くなったというのはもちろんですが、仕事で呼び戻されたり…
あくまでも自分が病気になったとかではなく、他人の巻き添えになってしまった場合です。
凄くもどかしいですが、これが意外と多い拒絶サインになります。
女性だけの特別サイン
ズバリ、生理です。
生理は穢れと言われています。生理もそうですが、血そのもや出血が穢れです。
『生理だから拒否!』と言われると凄くショックですし、昨今の男女平等論などや女性の社会的地位の向上などからしたら御叱りを受けそうな事柄ですが、体調の変化もある事でしょうから、参拝などは見合わせて吉ではないでしょうか。
修繕・改修・移転
参拝に行ったは良いが、本殿や拝殿が修繕や改修工事で拍子抜け…という事もあります。
または神社のあった場所が更地になっていた。
移転する神社はあまり多くがありませんが、小さな神社だとそのまま無くなってしまう事が稀にあります。
よく参拝に行っていた神社が無くなってしまっていたらショックですよね。
修繕・改修・移転を神社側からの拒絶サインとして考えるのは少々無理があるのかも知れませんが、事前に下調べしておけばある程度は防げると思いますので、情報収集はこまめにしておきましょう。
そもそも、呼ばれていない…
神社などはよく、「呼ばれないと行けない」という話があります。
計画を立てて、いざお参りに行こうとすると何かトラブルがあって行けなくなった…そんな話を聞いたことがありませんか?
これ、意外と多いんですよ。
呼ばれないと行けない神社
私がよく聞くのは『天河大弁財天社』。
奈良県の天河神社の事です。
天河伝説殺人事件の舞台にもなっています。
元々、行きにくい場所にあるのですが、何度もトライして未だに参拝できてない人も多いはずです。
私の知る限り、呼ばれないと行けない寺社仏閣の御三家の中でも常にトップに入ると思います。
参拝する人を選ぶ神仏
仏教の神様、仏様には気性の激しい方もいらっしゃいます。
「自分に合わない人は参拝させない」という話もよく耳にします。
有名なところでは『男女ペアで行く弁財天』『荼枳尼天』『歓喜天』などにもそのような噂があります。
他にも厳しい神仏の祀ってある寺社でも、同じような話があるそうです。
あなたがどうしても行けない寺社には、どんな神様が祀ってあるのか一度調べてみてはいかがでしょうか?
呼ばれていない人にはこんな事が起きる
呼ばれて無い人が参拝に行くと、悪天候や交通トラブルなどに見舞われる事が多いようです。
また、現地に到着しているにも関わらず本堂や拝殿の場所が分からず、彷徨った挙句に参拝せずに帰って来たという事もあります。
冗談のような話ですが、実際に何度かそんな人を見た事があります。
そこまで行って参拝できないって、よほどの拒絶振りですね。
でもこれには2通りの意味があって、ひとつは困難であってもそれを乗り越えて参拝に来るようにという事があります。
行けていない寺社があれば、もう少し頑張ってみてはいかがでしょうか。
たどり着いた時には、歓迎ムードに変わっているかも知れませんよ。
もうひとつは単純に来て欲しくないという事。
穢れが溜まっているのか、何かに憑りつかれたり魅入られているのか、自己中心的になっているか…
少し今の自分を見つめ直すのが良いのかも知れません。
神様から拒絶⁉ – 神社やお寺の拒絶サイン! まとめ
さて、拒絶サインの記事はいかがでしたか?
どうせ参拝するのであれば、歓迎されて参拝したいものですよね。
歓迎のサインの記事も是非、確認しておいてください。
私もよくいろんな神社やお寺へ参拝に行くのですが、家を出る時には雨が降っていたりすることもあります。
でも参拝する頃には雨も上がって爽やかな青空が広がっている事も度々あります。
そんな時は「あきらめないで来て良かった」と思って、気分良く帰る事ができます。
もし参拝予定の日に多少のトラブルがあったとしても、それを乗り越えて参拝してみるのはいかがでしょうか?
神様はその強い意志を確認しようとしているのかも知れませんよ。
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