鈴の音でその一帯をお祓いする方法 – 鈴のセルフお祓い

神社の鈴

セルフお祓いとは、自分で自分をお祓いする簡易的お祓いの事です。

あくまでも簡易的なお祓いなので、本当に危険を感じた時にはしっかりと神社やお寺にてお祓いしてもらってください。

さて、今回は身近な物を使ったお祓いを紹介します。

それが『鈴』。

鈴なんかでお祓いができるの!?そう思ったあなた!是非、最後までご覧ください。

結構、簡単に出来るものなんですよ。

それでは、鈴を使ったお祓いをご紹介しましょう。

目次

鈴でお祓い

鈴といえば「チリン、チリン」と鳴る可愛らしいものを想像しますが、そんな小さい鈴でも立派にお祓いができます。

これが意外と知られていません。

厳密には、【 鈴の音 】でのお祓いとなります。

神社で鈴を鳴らす

神社にいくとお賽銭箱の上に大きな鈴が掛かっているのをご存知かと思います。

ちなみに《鈴》は神社で、お寺は《ドラ》なんです。

まぁ、ひょっとしたら《鈴》のお寺もあるかも知れませんが・・・

この鈴を鳴らす意味は、二つあります。

ひとつは神様の注意を惹く。

参拝に来た事が神様に分かるように合図を送るという事です。

そしてひとつは、参拝者と参拝する場所を祓う。

参拝する場所は神様の敷地内であり、しかも神様のすぐ目前ですから、少しでも穢れが無いように祓っておく必要があります。

鈴を鳴らす事で《参拝者》と《参拝する場所》を同時に祓っているのです。

ですから神社で参拝される際には、必ず鈴を鳴らしてください。

でないと神様の力があなたに届きません。

嫌な気配を感じた時

日常で嫌な気配や雰囲気を感じる事があると思います。

そんな時、鈴を「チリン、チリン」と鳴らせば、その周囲を浄化する事ができます。

あくまでも鈴の音が届く範囲なので、移動しているのであれば鈴は鳴らし続けなければいけません。

ただ、鈴だけを持っている人ってあまりいないと思います。

ですが、最近のお守りには小さな鈴がよく付いています。

そういったお守りを常に持っておき、何かを感じた時はその鈴を鳴らすのが良いかも知れません。

天河神社の五十鈴

奈良県の『天河神社』には、【五十鈴】と呼ばれる鈴があります。

三角の形をした大きな鈴が、二つ重なるようにして掛かっています。

この【五十鈴】もお祓いに効力のある鈴です。

天河神社は秘境のような場所にあり、呼ばれないと参拝できない神社と言われています。

それ故、参拝に行くのは難しいかも知れませんが、機会があれば天河神社の五十鈴を鳴らしてみてください。

また天河神社の五十鈴はキーホルダー等として授与してもらえるので、興味のある方は是非。

鈴の大きさ

ちなみに鈴は、大きさによって役割が違うとも言われています。

鈴には大小、様々な大きさがありますから…

大きな鈴は祓いの為、小さな鈴は神様の注意を惹き付ける為とか。

常にお祓いしたいからと言って、大きな鈴を持ち歩くのは現実的ではありません。

また小さい鈴だからお祓いが出来ないのかと言えばそうでもありません。

小さい鈴でも音さえ出れば、周囲を祓う事ができます。

しっかりと鈴を鳴らす事が大切です。

鈴の形

基本的に、お祓いや浄化できる鈴の形にはあまり触れられていません。

清々しい音色のものであれば、何でも良いのかも知れません。

しかし、ここからは個人的な意見なのですが、神社の鈴が本坪鈴という形をしているのであれば、それに近いものが良いのではないかと思います。

ベルのように底が開いたものよりも、底はしっかりと閉じており、形は丸いものがお勧めです。

できれば本坪鈴、招福鈴、宝来鈴などの形が良いのではないかと思います。

また鈴の音は、自分が聞いて心が落ち着くものを探してみてください。

あまりにも小さくて、音が「カシャカシャ」としか鳴らないようなものは、お祓いには使えないと思います。

鈴の音のお祓い まとめ

鈴がお祓いに使える事が分かって頂けましたでしょうか。

また神社では、お賽銭箱の上の鈴だけじゃありません。

神楽を舞う巫女さんが持つ神楽鈴というものがあります。

これも辺りを浄化して神様をお招きするという意味があるのです。

もし何か嫌な気配を感じがしたら、【鈴の音】でセルフお祓いしてみましょう。

最後に余談になりますが、【銀の鈴】の効果は絶大だとも言われています。

私はまだ聞いた事がありませんが、チャンスがあれば【銀の鈴の音】を聞いてみてください。

どんな音色だったか、コメントしてくださいね。

アマゾンで銀の鈴を見つけましたが結構お高いですよ…










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