少し前に呪いについて書きました。
もう少し呪いについて書いてみたいと思います。
呪いは『あるルール』に則っておこなう事で強い力が発動します。
例えば「丑の刻参り」などがそれです。
しかし呪いの基本は『想い』にあります。
どれだけ相手の事を、苦しい想い、悔しい想い、嫉妬の想いを想い続けるかによって成功か失敗かが決まるのです。
そこで今回は自分でも気づかないうちに発してしまう呪いについて紹介したいと思います。
気づかないうちに発してしまう呪いの危険性も合わせてどうぞ。
呪いの基本は相手を強く思う気持ち
呪いにはルールがあります。
ルールとは儀式の事です。
しかし本当に必要なのは、相手のことを思う気持ちです。
この思う気持ちが強ければ強いほど呪いは成功します。
ですが、普通の人は呪いになるほど深く思い詰める事はできません。
もしこれが出来るなら、あなたは是非とも呪いを代行する仕事をした方が良いと思います。
しつこい人ほど呪いに向いている
引き寄せの法則というのをご存じですか?
引き寄せの法則は自分の成功した姿や自分が成りたい姿をイメージして、そのように振る振舞うことでいづれはイメージした姿が向こうからやってくるというものです。
呪いはこの逆バージョン。
相手の苦しむ姿をずっとイメージしていれば、いつかはその通りになる…
しかし言うのは簡単ですが、これをずっとイメージし続けるは至難の業。
四六時中イメージし続けると疲れてしまうでしょう。
しかも良いイメージではなく、悪いイメージなので疲れ果てて飽きてしまいます。
いい加減時間が経つと、過去に囚われないで新しく出直そう!と前向きに考えるようになります。
これが人間の良いところですね。
しかしいつまでもグチグチとマイナスイメージを思い続ける事ができる人もいます。
こういった方が呪いを成功へと導く人なのです。
その力を違う方向へ使えよ!って言いたくなりますが、その人にはそれが普通のことなので自分が特殊な力を持っているとは夢にも思っていません。
知ってやる呪い 知らずにやる呪い
マイナスのイメージをずっと思い続ける事は普通の人には無理ですが、仮にそれが出来たとしましょう。
ですが本人は、相手を呪いで不幸せにしてやる!と思っていない場合もあります。
元々ネガティブな人は、事あるごとに相手のことや自分がされた仕打ちのことを思い続ける事ができるようです。
その思いが何かの弾みで呪いへと変わってしまう事があります。
呪ってやる!と思っていなくても、結果的に呪いになっていたというパターンです。
これはこれで厄介なのですが、まだ思念の状態であればそれほど強くありません。
これが生霊に代わると危険ですが、無意識ではそこまで発展する事は無いと思います。
※無意識でも思いの強さによっては生霊を相手に飛ばしてしまう事もあります。
ただ無意識であったにせよ、知らず知らずに自分が呪いを発しているという事が危険なのです。
呪い返しの恐ろしさ
知らずに発してしまったと言えど、呪いは呪い。
もちろんそんな呪いの力は大きくないので、相手も気づかない事の方がほとんどだと思います。
しかし稀に相手が霊感のある人だったり、その相手の知り合いに霊能力者がいたりしたら大変です。
良識のある人なら呪い返しなどしないと思いますが、万一、呪いを返されると今度は自分が呪われる番になります。
しかも自分の呪いに…
自分は相手を呪っていたとは夢にも思っていませんから、不調や不幸続きに困惑する事になります。
「最近、不調や不幸続きで…」なんて誰かに話したら、呪いを返した相手は「あいつか!!」って事であなたに対して牙を剥いてくることでしょう。
でもあなたは何の事かさっぱり分かりません。
それどころか友人や会社の人に「あいつに呪いを掛けられて!」ってこの話をされて、あなたは孤立していくかも知れないのです。
付け加えておきますが、返された呪いは力が強くなっていますからご注意ください。
気づかないうちに発している呪い まとめ
自分が気づかないうちに相手を呪ってしまう事も稀にあるかも知れません。
自覚の無い呪いでも返されると呪いは戻ってきてしまいます。
気を付けてください。
京都の縁切り神社で有名な安井金比羅宮の絵馬は、呪いの言葉で埋め尽くされている物もあります。
あそこまでいけば、逆に清々しささえ感じさせられます。
しかし、あれも呪いとして成立しているなら返されると厄介です。
気づかずに絵馬を書いた方、ご注意ください。
私はお祓い師としてお祓いのアドバイスをします。
私が直接呪いを解くことはできませんが、呪いの解除などについて相談される事があります。
ずっと昔ですが、ある女性から呪いを解いて欲しいとお話がありましたので、知り合いの霊能者の方をご紹介しました。
そしてその霊能者曰く「今あなたに憑いている呪いは、元々あなたの呪いよ」って言われていました。
「あなたの呪いは解けないわ。嫌なのことは早く忘れて、旅行にでも行きなさい。」って言って追い返されたそうです。
自分の呪いって、自分では解けないんですね。
私もその時、初めて知りました。
こちらの記事もご覧ください。
コメント
コメント一覧 (3件)
去年末に複数人からひどい仕打ちをうけ、悲しみと憎しみからなのか、無意識のうちに呪いや生霊を飛ばしていたようで、今年になり、飛ばしていた事を自覚するような事がおこりました。私はそんな無意識の事が実際に起こるなど思ってもみませんでしたので、困惑しております。私の中にあるのかわからない、無意識の呪いや生霊をやめる?解除する方法はありませんか?
コメントありがとうございます。
無意識の中で呪いや生霊を飛ばしてしまう事は有り得ます。
しかし、それがわかったのであればもう大丈夫です。
落ち着いて、悲しみや憎しみを開放すればもう呪いや生霊となることはありません。
ただ、発してしまった呪いや生霊が消えてくれればよいのですが、戻ってくる事があります。
しかも力が大きくなって返ってくるかも知れません。
そこは注意ですね。
一度はお祓いをしてください。
そして日々の浄化をお勧めします。
逆に心配し過ぎても良くないので、忘れてしまうくらいの方が良いですよ。
アドバイスありがとうございます。心を解放し、あまり気にしないようにします。必要だと感じたらお祓いにいこうと思います。