昔は…というか、今でも一部の葬儀では、式が終わると塩を撒いて清める事があります。
これもお祓いです。
死という穢れを塩で祓ったという訳です。
他にも塩を使って除霊する事も可能です。
すぐにできる塩を使った除霊とセルフお祓いの方法をご紹介します。
不浄なものを清める塩
塩には、古来より不浄なるものを清める効果があります。
古事記にも海水で穢れを落とすという記述があります。
神事では盛り塩も使われます。
塩には浄化や祓いの力を秘めています。
では、塩を使って除霊やお祓いの方法をご紹介しましょう。
…と、その前に。
除霊やお祓いで使う塩ですが、天然の塩やお清めされた塩を用意してください。
決して、味塩とかじゃダメですよ。
微妙な体調異変は憑依を疑う
数日前までは体調が良かったのに今日は頭が重い、身体が怠い、食欲がない…
原因が分からずにイライラする、ムカムカする、ずっと眠い、ボーっとする…
慢性的に頭痛があるとか、持病を持っているというのは別にして、思い当たる節のない急な体調の変化などには憑依を疑うのもひとつです。
なんだか体調が悪い、けど病院に行くほどじゃない…
ドラッグストアで薬を購入しても、効いているのかよく分からない…
体調不良の原因が分からず、こういうのが一番困ってしまいます。
しかしこんな時こそ、「あれ、もしかして憑依?」と疑ってみてください。
心霊スポット等に行った事がなくても憑依はされてしまいます。
軽すぎる楽観視は注意です。
気を付けてください。
憑依を感じたら塩でセルフ除霊
肩が重い、頭が痛い、薬を飲んでも改善しない…
もしかすると、それは憑依(霊障)かも知れません。
取りあえずは、塩を使ってセルフ除霊してみましょう。
塩での除霊方法
ここで紹介する塩の除霊は、室内より家の外でやる事をお勧めします。
かなり塩を撒く事になりますので。
塩を口に含む
では、まず塩を少し口に含みます。
飲んでしまっても大丈夫です。
足元に盛り塩
次に足元に盛り塩を作ります。
盛り塩は簡単な物で結構です。
塩の山が出来ていれば問題ありません。
体に塩をかける
次に、肩から足まで順に、上から下へと身体に塩を掛けていきます。
少しの塩をチビチビと撒くのではなく、出来ればザッ!ザッ!と撒いてください。
塩を踏みつける
足元まで撒き終わったら、さっき作った盛り塩を足で潰して、撒いた塩と一緒にグリグリと踏みつけてください。
片足ずつ交互に、グリグリグリグリ…「コノヤロー!」というくらいにグリグリです。
自分のいた場所に塩を撒く
自分に塩を撒いた場所から少し離れて、最後は自分が立っていた場所に塩を投げ付けて終了です。|
最後は優しくパラパラ撒くのでなく、投げつけるように撒くのがコツ。
その場を離れる
すべて終わりましたら、振り返らずにその場を離れてください。
これでセルフ除霊の終了です。
お疲れ様でした。
日頃から塩のお祓いを意識する
先ほどの塩を使った除霊は、本当に憑依を感じた時や「ここ一番!」という大切な時にしてください。
毎回毎回、塩を大量に使うのはちょっと勿体ないですからね。
通常は簡易的なセルフお祓いで十分だと思います。
簡易的な塩のセルフお祓いと言えば盛り塩が有名ですが、盛り塩に拘る必要はありません。
では次に塩を使った簡易的なセルフお祓いを紹介しましょう。
塩を使ったセルフお祓い
塩を舐める
軽くペロッと塩を舐めるだけでもお祓いになります。
気になる場所に塩を撒く
気になる場所や家の玄関にサッと塩を撒くだけでもお祓いの効果があります。
体にかける
塩を体にサッとかけてください。
塩を体にかけた後は、パンッパンッ!と体に撒いた塩を軽く払うような動作で、塩と穢れを落としてしまいましょう。
お風呂に塩を入れる
お風呂に入る時に、一つまみ程度の塩を湯船に入れてください。
これだけでもお祓いの効果あります。
トイレ
トイレに行く時には、塩を一つまみ用意します。
トイレに入ったらまず先に塩を流してから用を足してください。
洗面所
洗面所では先に塩を流してから顔を洗ったり、歯を磨いたりします。
特に水回りは日頃から注意してください。
日々、塩でのセルフお祓いをしておけば、憑依されることは滅多にありませんよ。
使い終わった塩の処理
除霊やお祓いに使った塩の処理です。
使った塩はきっちりと捨ててください。
家の外であればそのままにしておいても大丈夫ですが、玄関内に撒いた塩はそのままにしておいてはダメです。
家から掃きだしてください。
水場で使った塩などは必ず、すべて流してください。
無いとは思いますが、お祓いで使った塩を料理に…というは、無茶苦茶ですよ。
除霊やお祓いで使った塩は、すべて家の中から出す!鉄則です。
水道で流してしまっても良いですよ。
塩を使った除霊とセルフお祓い! まとめ
日常的に塩のセルフお祓いを意識しておけば、除霊などをする必要も少なくなります。
どこかに出かける際には塩を持って行く、そういうのも良いと思います。
しかし密閉した容器に塩を長時間入れておくと、塩が湿気ってしまうので注意してください。
出先では、こういった物を使っても良いですよね。
また盛り塩には盛り塩のルールや注意があるので、下記の記事を参考にして下さい。
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