廃墟の巨大寺と言われている「清大寺」をご存知でしょうか?
清大寺は知らなくても、もしかすると『越前大仏』という言葉は聞いた事があるかも知れません。
さてこの越前大仏は、人が来ないとか、廃墟だとか、いろいろと言われているようです。
そんな反面、凄く大きなお寺だとか、豪華なお寺、仏像がたくさんある…という情報もあります。
いったい、越前大仏とは何なのか?清大寺とはどんなところなのか?
それを確かめる為に、清大寺へと行ってきました。
今回は、清大寺・越前大仏のレビューをしたいと思います。
それでは、行ってみましょう!
情報が錯綜する不思議なお寺、清大寺へGo!!
ここで使わせてもらう画像は清大寺のご住職に許可を頂きました。
改めて御礼申し上げます。
越前大仏はどこにある?
越前大仏のある清大寺の住所は、福井県勝山市片瀬50-1-1です。
地図を載せておきましょう。
土地勘のない人にはまったく分かりませんね。
もちろん私も分かりません。(汗)
ちなみに恐竜博物館との位置関係はというと…
赤い四角で囲まれたところが恐竜博物館です。
意外と近いんですよ。
しかし!いざ大阪から行くとなると車で3時間半くらい…
大阪、京都方面からだとちょっとしたロングドライブになりそうですね。
清大寺とは
それでは、清大寺について少しお勉強したいと思います。
地元の実業家で相互タクシーの創業者が建立したお寺との事です。
当初の拝観料は大人3000円と高額であったようで、そういう事も影響したのか少しずつ衰退していったとされています。
但し、お寺そのものや大仏、五重の塔などは見事な造りになっているとか…
その他の詳しい説明は、ウィキペディアや他のサイトにお任せしたいと思います。
丸投げでごめんなさい。
予習はこれで完了です。
では清大寺へ!
越前大仏へ潜入開始!
清大寺や越前大仏の内容、場所も分かった事ですから、いよいよ清大寺へ潜入を開始してみましょうか。
清大寺には大きな無料の駐車場があり、トイレもあります。
とても親切設計…なのですが、駐車場の写真を撮るの忘れました。笑
笑っている場合ではありませんが、駐車場で車を降りたところからスタートです。
ホントに廃墟じゃないの?と思う門前町
駐車場から清大寺の入り口を目指して歩くのですが、その前に門前町(風)なものがあります。
門前町っていえば賑わいがあってお土産物とか売って…え?
なにこのひっそり感…
座っている仏像も寂しそう。
向こうに見える大きな門が清大寺だと思うのですが…
もう少し歩いてみましょう。
確実に閉まっているご様子
先の四辻まで行けば何かあるか…えぇ!
シャッター街?
ものの見事に閉まっています。
この時、時刻は10時を少し回ったぐらいです。
廃墟と噂されているのはあながち間違いではないような気がしてきました。
廃墟ファンの方は必見かも…
参拝券発売所で参拝券を購入
無事に参拝券発売所に到着。
ここには人がいて少し安心しました。
一休さん風な小坊主さんが、発売所の方を案内しているように見えます。
拝観料は大人が500円、子供が300円です。
良かったぁ。
3000円だったらどうしようと本気で焦ってました。
ここに鯉のエサが100円で売っています。
後々の事を考えて購入しておきます。
ここまでが清大寺の門前町になるのですが、駐車場からここまで来るだけでも至る所に仏像が置いてあります。
本来であればお店が開いていて、活気のある場所だったのでしょう。
正直に言って、この短い距離を歩くだけでのお寺の豪華さは伝わってきました。
清大寺へ入ります!
参拝券を購入後、これから清大寺へ入ります。
その前に、とてつもなく大きな門がそびえ立っています。
それがこちら!
でかい!!
写真ではあまり伝わらないかも知れませんが、この門が大きい事!
しかも本殿と思われるような物が、向こうに少しだけ見えます。
え?どこか分からないって???
だから、これですよ。
ずっと奥にある赤い部分が大仏殿の入り口です。
目の前に見えるのが大門、その次が中門、その更に先が大仏殿です。
ここの大門から、めちゃくちゃ距離がありますね。
また大門の左手に五重の塔が少し見えます。
あれにも登れるそうです。
阿吽の像も超巨大!
さて、いざ最初の門をくぐろうとすると…もちろんあのお方の登場です。
金剛力士(こんごうりきし)、密迹力士(みっしゃくりきし)、ふたり合わせて阿吽の像。
仁王像とも言いますね。
こちらが左手の阿形象です。
これも物凄く大きいのですが、写真ではイマイチ大きさが伝わりませんね。
少し比較の対象を入れてみましょう。
ドン!
いやいや、ホントですって!笑
本当にこれぐらいなんですよ。
お賽銭箱を見てもらえばだいたいの大きさが分かると思います。
また反対方向には…
吽形象もちゃんといらっしゃいました。
中門へ参ります!
阿吽の像がいた大門から次の中門へは…、まだ結構な距離があります。
…っていうか、本当に誰もいません。
スッコーン!と向こうまで見渡せます。
あの中門の向こうが大仏殿です。
先は長い…
ちなみに、あの中門の真ん中に人が立っているのが分かりますでしょうか?
門の真ん中ですよ。
距離があり過ぎて米粒のようですが…
身長が160cmほどある人なんですが、遠くて何がなんやら…
さぁ、中門を超えるといよいよ大仏殿になります。
やっと到着!?大仏殿
大門、中門と越えてきて、やって来ました大仏殿!
これは中門から大仏殿を見たところです。
ここも写真だと分からないと思いますが、大仏殿が大きすぎて平衡感覚が狂うというか酔いそうになります。
右手には手水舎があり、その前に左右6体の仏像がいらっしゃいます。
右から子・牛・寅・卯…、そして左端の最後が亥と十二支の守護仏。
自分の干支の仏様はどんな方なのでしょうか?
答えは清大寺で確かめてみましょう。
さぁ、次は越前大仏とご対面です!
これが越前大仏だ!
大仏殿に入ると厳かというか、壮大、壮厳という言葉がピッタリです!
それでは見て頂きましょう!
こちらが越前大仏です。
ど~ん!
更に…
どど~ん!
大きい!本当に大きい!
自分が物凄くちっぽけな感じがして、もっと大きな人間にならなければと思い知らされます。
写真で見るとかなり明るく見えますが、大仏殿の中はもっと薄暗くて、静かで少し怖い感がします。
また大仏殿には、ずっとお経が流れていました。
※どうやら気づかずにフラッシュを焚いていたのか、または自動でカメラが勝手に明るく撮ってしまったようです。
更に、この大仏殿にはたくさんの数の仏像が壁一面にズラッと並んでいます。
越前大仏の横にも左右2体ずつ、計4体の巨大仏像がいらっしゃいます。
越前大仏とは
今更ですが、越前大仏は奈良の大仏より2メートルも大きく、全長17メートルもあるそうです。
中国の龍門奉先寺坐像をモデルに造られたとの事です。
続きは他のウェブサイトで…
越前大仏(清大寺)に行ってきた!パート1 まとめ
スケールの違いというか、自分の感覚を狂わされるというか、いろんな意味で常識を覆されるほどの『大きさ』を感じさせられた清大寺です。
もし、休みの日にでも出掛ける場所が見つからなかったら、清大寺→恐竜博物館のコンボはオススメですよ。
もう少し足を伸ばして、清大寺→恐竜博物館→東尋坊とかもアリかも知れません。
今回の記事では大仏殿に到着しただけなのですが、少し長くなりそうなのでここまでをパート1させて頂きます。
大仏殿を撮影したムービーや五重の塔から撮影した写真もありますので、続きはパート2をご覧ください。
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