生霊の恐ろしさを知る!「生霊は受けない、出さない、出させない!」

生霊の恐ろしさを知る!症状と対処方法 - 「生霊は受けない、出さない、出させない!」

死霊は生きていた生命が死んだ後の魂や霊体の事です。
そして死霊の対語は、生霊(いきりょう)になります。

この生霊、実は死霊よりも厄介なんです…

お祓い堂のサイトでも生霊に付いては何度か説明した事がありますが、今回は徹底的に生霊について詳しく説明しようと思います。
生霊の本質、生霊に悩まされる人、生霊を寄せ付けない方法などなど!

これであなたも生霊博士!?
それでは早速参りましょう。

目次

生霊とは

まずは生霊とは何かを説明します。
生きている霊と書いて『生霊』(いきりょう)なので、なんとなく文字からも察する事ができそうですね。
生霊とはそのものスバリ!生きている人の霊体、思念や想念とも言えます。

物凄く思いつめた気持ちが『念』となって相手に襲い掛かります。
悪い事だけじゃなく、良い事をする生霊もいるのですが97%は悪い方です。
生霊は出した本人も苦しく、憑依された人も苦しいという泥沼の膠着状態にしてくれます。

さっきも言いましたが、良い事は何もありません。
ただただ皆が苦しいだけという恐ろしくシンプルな呪いだと思ってください。

執拗な執着の執念、それが生霊の正体です。

生霊のターゲットになりやすい人

良くも悪くも注目を集める人、人から羨ましいと思われる人、憧れの対象となる人…などが生霊のターゲットととなります。
美しい人や自身に満ち溢れている人、よく仕事ができる人、自然と周りに人が寄って来る人なども同じです。

こういった人が誰かに恨まれたり、逆恨みされると生霊のターゲットになります。

生霊は嫉妬や妬みなどの負の思念ですから、たとえば自分より下と思われる人に対して生霊を出すことはまずありません。
また芸能人でファンが多い人や華やかな生活を送っていそうな人などは生霊のターゲットとして抜群の対象ですね。

逆恨みから生霊のターゲットにされる場合もありますが、純粋に「悪党」であれば恨みも買うはずです。
その場合は自業自得という事で処理しちゃいましょう。

生霊はどうやって出すのか

生霊は思念や想念と言いました。
もう、ただひたすらに相手を思い続ける事こそが生霊を出す方法です。

生霊の根本は粘着質な『執着』です。
そしてその異常なまでの執着が臨界点を突破すると生霊となって相手に攻撃を始めます。

しかし一般の人で生霊が出せる人は、ほどんどいません。
生霊が出せるようになるには3つのラインを超えた時だけなのです。

我が身を捨てられたとき

自分を捨てて(忘れて)相手の事だけを考えれるようになるのが最初のライン。
自分の容姿や言動、行動を忘れて相手に没頭する。
ひたすら相手の事だけを考えているだけ。

髪の毛を振り乱して…とか、錯乱したように…など、自分の事を顧みなくなります。
これこそが生霊が出せるようになる最初の一歩です。

自分が被害者になれたとき

事の発端は関係ありません。
今まであった事すべてを物語として繋げ、その結果、自分が被害者になれた時がふたつ目のラインです。

「もしかして私も悪かったのかなぁ…」と考えるようではまだまだです。
安心してください。

思考が被害者そのものになりますので相手に対して「死んだらいいのに」くらいのレベルではありません。
あいつは私に対して〇〇な事をして、しかも××をしても無視して、更には△△…、だから死んで私に償いしてもまだ足りない…(無限ループ)

文字で書いたらこの程度ですが、これを一日中頭の中で考えている状態ですね。
執着が念に変わるのがこの辺りです。

純真な気持ちになれたとき

好きとか嫌いとか言っている時はまだ大丈夫なのですが、それを超えるときが最後のライン。
純粋に相手のマイナスだけを考えます。
純真でピュアな気持ちとでも言うのでしょうか。究極の悪とも言えます。

たとえば究極のストーカーは、いつの間にか対象となる人とお付き合いしていると錯覚します。
こちら側から見れば錯覚なのですが、当のストーカーにすれば付き合っている事が真実です。

無邪気さ故の残酷さとも言える心境に達した時、おめでとうございます、これであなたも生霊が出せるようになります。

生霊を出したあとはどうなるの?

生霊を出している人は物凄く憔悴していきます。
集中力も無くなっていき、次第にやつれてしまいます。
仕事や学業は次第に手に付かなくなっていくようです。

面白い事に(失礼…)、生霊を出している張本人は、霊的な被害者と勘違いされやすくなります。
「何かに憑りつかれているんじゃないの?」って心配されるほど見た目と態度が変わって行くからです。

そして霊能者などに相談して、実は自分が生霊を飛ばしていたと知る事もあります。

生霊に憑りつかれたらどうなるの?

生霊に憑りつかれるとかなり厄介です。
頭が痛い、疲れる、眠れない等の状態に陥ります。
また引きこもりから鬱へと進む人もいるようです。

鏡やガラスのような自分の姿が映るものを極端に嫌う人がいます。
かなり昔ですが、家中の鏡をすべて割った人の話を聞いた事があります。

更に、執着された内容によって生活環境が変化します。
まずは何かするにも物事が前に進まない、もどかしい等といった『停滞から衰退』といったものを感じるのが生霊の兆候です。

次に、恋愛問題で生霊の被害を受けた場合、恋愛についての進展が無くなります。
今の恋人と別れた後でも、新しい恋愛もできなくなります。

仕事関係で生霊の被害を受けると昇進はもとより仕事での失敗、会社を辞める事にもなってしまい再就職なども厳しくなります。

お金関係だとマイナスの力も大きくなりますので、最終的には命の危険も出てきます。

もどかしさから来るイライラを感じるようであれば、それは生霊の仕業かも知れません。

生霊の対処方法

生霊だと判ったら、早々に対応する必要があります。
それでは生霊の対処方法をご紹介しましょう。

神社や霊能者にお祓いしてもらう

基本的な話をすると、生霊の攻撃を止める為にはまずはお祓いが必要です。
神社などでお祓いしてもらうか、霊能者の方にお祓いしてもらいましょう。

ただ、一度で祓えるほど生霊は生易しいものではありません。
祓えたと思っても、またやって来ます。

本来は生霊の元を断つか、除け続けるしかありません。

生霊の根本を断つ

生霊を出している人が解れば縁切り祈祷、祈願してください。
生霊を出すような人とは付き合わないようにするのが一番です。

お祓いの後で縁切り神社で祈祷してもらうか、祈願して縁を切ってしまいましょう。

縁切り祈願するにしても、先にお祓いをしておいてください。
セルフお祓いでも可。

魔除けで対抗する

生霊は魔除けで対応する事もできます。

ほとんどの人が『魔』は『悪魔』とか『ガーゴイル』をイメージしていると思いますが、『魔』とは自分の外から来る良からぬモノの事です。

ちなみに『厄』は自分を含むご先祖様などの罪とか業の事。

生霊は自分の外からやって来る災いですから魔除けで生霊も避ける事ができます。
魔除け祈願や魔除けのお守りなどを持ち歩いてください。
魔除けのパワーストーンなども効果があります。

形代で身代わり

形代(かたしろ)は自分の身代わりとなってくれます。
生霊の攻撃を形代に代わってもらう事で自分への被害を回避します。

形代を使ったお祓いも定期的におこなう必要があります。
形代についてはこちらの記事もご覧ください。

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自分で形代をダウンロードして祓うこともできます。

生霊返しはダメ!ゼッタイ!

生霊返しという呪法があります。
呪い返しみたいなものです。

でも、これは絶対にダメ!

やっても意味がありませんし、火に油を注ぐ行為になります。
たとえば返された生霊は生霊を出した人のところへ戻り、今度はそこで猛威を振るいます。
そうすると生霊を出した人は「こんなに苦しいのはあいつの所為だ!」とより強い生霊を出すことになります。

こんなのは堂々巡りで出口がありません。
呪い返しと同じでやるだけ損というか、無駄足になりますので止めておきましょう。

生霊に対して決してあきらめない事

もう一度言いますが、生霊は本当に強い力を持っている為に簡単には祓えません。
生霊の攻撃が止むまでは何度でも繰り返してお祓いや縁切り、魔除けなどを行ってください。

あきらめずにしっかりと対応する事が大切です。

生霊は呪い

ここまで見てもらえば解ったと思いますが、生霊は呪術や呪文を使っていないだけで呪いとほぼ同じです。
丑の刻参りをしていた女性は鬼女になり、髪を振り乱して大暴れします。
我を忘れて鬼になり、純粋に対象者を襲います。
当然、自分が被害者と思っているから迷いがありません。

最後、鬼女は目撃されて退治されてしまうのですが、生霊は誰が出したかがハッキリわかりませんので対処が困難です。
この辺りも呪いと同じような仕組みですね。

生きている人間の思念だから強い

死霊は何十年、何百年も経てば風化していくのもあるのですが、生霊はいつだって元気いっぱいです。
今バリバリ現役で生きている人の思念ですから、ヘタる事がありません。
生霊が危険と言われる原因はここにもあります。

強い力で弱まる事なく、相手と自分を延々と締め付けていくのです。

生霊の恐ろしさ!症状と対処方法 – お祓い方法 まとめ

生霊は本当に危険なものです。

『生霊は受けない、出さない、出させない!』

この非生霊三原則を守って健全な生活を送りましょう。
そもそも、人から嫉妬されたり恨まれたりするような行動を慎めば、生霊の被害に苦しむ事もありません。
生霊の被害ほどくだらない物はありませんからね。

生霊と芸能人と持って生まれた力

さて、生霊の話をするとよく聞かれる質問があります。
「芸能人は生霊の被害を受けないのですか?」

芸能人はたくさんの人の前に出る訳ですから、一般の私たちの比ではないほどの生霊を受ける事になります。
妬み、嫉妬、恨み、好きが転じて憎しみや憎悪になる事もあります。
当然ですが、芸能人の方でも生霊の被害で不幸な人生を送ってしまう人もたくさんいらっしゃいます。
孤独死や事件に巻き込まれたり、華やかな生活から一転悲惨な生活を送ったりと…

でも、そうでない芸能人もいらっしゃいます。
こういった人は生まれながらの特殊能力の持ち主で、意識しなくても霊的な防御が出来るのです。
主に、徳の高いものに守られていたり、信じられないぐらい勘が良かったり、驚くほどの強運の持ち主であったりと。

そういう人だからこそ芸能人になる事が出来て、大勢の人の前で活躍していけると言えます。
最初から私たち一般人とは違う訳なんですね。
本当に羨ましい事です。

さて、今回は生霊についてかなり詳しく説明したつもりですが、ここで説明した以上に生霊は奥の深いものです。
紹介した内容と違う点があっても、それが生霊の仕業だったという事もあります。

みなさん、気を付けてください。









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